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複利の力とは?月1万円が30年でいくらになるかシミュレーションしてみた

2026年5月5日 ・ 複利コンパス編集部

「複利の力は人類最大の発明だ」――そう語ったとされるのは、アインシュタイン。

本記事では、複利のしくみを具体的な数字で見たうえで、「月1万円・3万円・5万円を30年積み立てたらいくらになるのか」を、当サイトの計算ツールでシミュレーションしてみます。

1. 単利と複利のちがい

まず基本から。単利とは「元本にしか利息がつかない」計算方法、複利とは「利息にも利息がつく」計算方法のことです。

具体例:100万円を年利5%で30年運用

方式10年後20年後30年後
単利(毎年5万円ずつ増える)150万円200万円250万円
複利(雪だるま式)163万円265万円432万円

30年後、複利は単利の1.7倍になります。これが「複利の力」です。時間が長くなればなるほど、その差は爆発的に広がります。

500万 375万 250万 125万 単利 250万 複利 432万 0年 10年 20年 30年 100万円を30年運用:単利 vs 複利 差額 +182万
図1:単利では直線的に増えるが、複利は時間が経つほど急激に増える
アインシュタインの言葉とされる名言:「複利は世界の8番目の不思議。理解する者はそれを稼ぎ、理解しない者はそれを払う。」

2. 月1万円・3万円・5万円つみたての結果

では、実際に毎月コツコツ積み立てた場合の結果を見てみましょう。年利5%(インデックス投資の長期平均値)で30年間つみたてた場合のシミュレーション結果です。

月積立額 元本合計 最終資産 運用益
月1万円 360万円 832万円 +472万円
月3万円 1,080万円 2,496万円 +1,416万円
月5万円 1,800万円 4,161万円 +2,361万円

月5万円を30年つみたてた場合、運用益だけで2,361万円。これは元本(1,800万円)を上回る金額で、まさに「お金がお金を生む」状態です。

月積立額別 30年後の資産(年利5%) 832万円 月1万円 元本360万+運用益472万 2,496万円 月3万円 元本1,080万+運用益1,416万 4,161万円 月5万円 元本1,800万+運用益2,361万 元本 運用益
図2:月5万円積み立てると、運用益(オレンジ)が元本を上回る

計算式(参考)

月次複利の最終資産(FV)は次の式で求められます:

FV = 月積立額 × ((1 + 月利)^月数 − 1) ÷ 月利

※ 月利 = 年利 ÷ 12
※ 月数 = 年数 × 12

3. 「期間」と「利回り」、どちらが効く?

同じ複利でも、期間が10年違うと結果が大きく変わります。月3万円を年利5%で運用した場合:

期間元本最終資産運用益
10年360万466万+106万
20年720万1,233万+513万
30年1,080万2,496万+1,416万

10年→20年で運用益は約5倍、20年→30年でさらに約3倍。後半になるほど雪だるま式に増えるのが複利の特徴です。

月3万円つみたて:期間別の元本 vs 運用益 10年後 466万 元本 20年後 1,233万 元本 30年後 ★ 2,496万 元本 益(逆転) ★ 30年で運用益が元本を超える「複利の臨界点」
図3:30年経つと、運用益が元本を上回る「雪だるま効果」が顕著に

つまり、始める時期が早ければ早いほど有利。同じ最終資産を目指す場合、早く始めれば月々の積立額は少なくて済みます。

あなたの場合はいくら?

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4. 注意点:複利のリスクと現実

複利は強力ですが、「年利5%」はあくまで長期平均値です。実際の市場は大きく揺れ、年によってはマイナスになることもあります。

また、計算上の数字には以下が含まれていません:

このため、新NISAやiDeCoの非課税制度を最大限活用することが、複利の力を実感する第一歩です。

5. まとめ

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