2024年から始まった新NISAは、年間360万円・生涯1,800万円までが非課税。これを活用して「老後までに1,000万円」を貯めたい人は多いはず。
本記事では、月積立額別・利回り別に、1,000万円達成までの期間を完全シミュレーション。「自分の場合は何年?」が早見表でわかります。
結論から言うと、月3万円を年利5%で運用すると、約16年で1,000万円に到達します。月5万円なら約11年、月10万円なら約7年です。
詳しく見ていきましょう。
標準的な利回り5%(インデックス投資の長期平均)で、月積立額別の達成期間:
| 月積立額 | 年間積立 | 達成期間 | 元本合計 | 運用益 |
|---|---|---|---|---|
| 月1万円 | 12万円 | 約30年 | 360万円 | +640万円 |
| 月2万円 | 24万円 | 約21年 | 505万円 | +495万円 |
| 月3万円 | 36万円 | 約16年 | 578万円 | +422万円 |
| 月5万円 | 60万円 | 約11年 | 662万円 | +338万円 |
| 月10万円 | 120万円 | 約7年 | 821万円 | +179万円 |
| 月30万円(NISA満額) | 360万円 | 約3年 | 926万円 | +74万円 |
面白いのは、月積立額が大きいほど運用益の割合が小さくなること。これは期間が短いほど複利効果が薄いから。逆に言えば、月1万でも30年続ければ運用益640万円と、元本の2倍近くを稼げます。
同じ月3万円でも、利回りによって達成期間が変わります:
| 想定利回り | 達成期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 1%(定期預金級) | 約25年 | ほぼ単純計算と同じ |
| 3%(バランス型) | 約20年 | 債券中心の保守運用 |
| 5%(標準) | 約16年 | 株+債券バランス |
| 7%(積極) | 約13年 | 全世界株インデックス |
| 10%(リスク高) | 約11年 | 個別株・新興国株 |
利回りが1%上がると、達成期間が約2年短縮。長期投資では「利回りの差」が「年数の差」になって現れるのがわかります。
同じ運用でも、新NISAを使うかどうかで手取り金額が大きく変わります。
| 口座種別 | 運用益 | 税金 | 手取り |
|---|---|---|---|
| 特定口座(課税) | +422万円 | -86万円 | 914万円 |
| 新NISA口座(非課税) | +422万円 | 0円 | 1,000万円 |
同じ運用結果でも、NISA活用で86万円の差。これは長期になるほど大きくなります。
1,000万円を最速で貯めたいなら、生涯投資枠1,800万円の範囲内でつみたて投資枠だけでも十分です。
無理して月30万円積み立てる必要はありません。「続けられる金額で長く」が複利の原則。月3〜5万円を着実に続けるのが現実的です。